ゴンママ（権田鉄雄）役後藤 剛範

1983年生まれ、東京都出身。オーストラ・マコンドー所属。
主演した『some day』のほか、『盆栽』、『いきなり本読み！』シリーズ、『ゲルニカ』など多数の舞台に出演。ドラマにおいてはParavi「来世ではちゃんとします」、Netflix「全裸監督」シリーズのラグビー後藤役で人気を集め、2022年はテレビ東京「運命警察」に出演。映画においては2018年『犬猿』、2019年『ブルーアワーにぶっ飛ばす』、『どうしようもない僕のちっぽけな世界は、』、2021年『騙し絵の牙』、『辰巳』、『成れの果て』、2022年『ツーアウトフルベース』等多数の作品に出演。『辰巳』の公開も控えている。

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ゴンママという役を体ひとつで演じられたことは役者として糧になりますし、今後も一緒に生きていきたいと思える役に出会えたと思っています。この役を監督はじめみなさんと立ち上げる作業はとても楽しかったですし、監督とはドラマのワンシーンで一度ご一緒しただけなのに声を掛けていただいたことに漢気を感じますし、とても感謝しています。
この物語は孤独とどう向き合って生きていくのかを追いかける話になっています。原作は一話完結型でゴンママの元に集まるユニークな人たちの人生にゴンママがそっと寄り添うんですが、その物語に出てくる登場人物はみんなとても身近に感じるし、みんな優しい人たちなんです。そんな彼らが孤独とどういう風にお付き合いしているのかご覧ください。

センセー（四海良一）役深水 元基

1980年生まれ、東京都出身。
高校在学中より「MEN’S NON-NO」をはじめとするファッション誌でモデルとして活動。その後、俳優として映画・ドラマ・舞台と活動の場を広げる。主な映画出演作品に2007年『クローズZERO』、2012年『るろうに剣心』、2013年『相棒シリーズ X DAY』、2015年『新宿スワン』、2018年『コーヒーが冷めないうちに』、2019年『キングダム』、『サムライマラソン』、『ダンスウィズミー』、2020年『ファンシー』、2022年『鋼の錬金術師 完結編』などがある。また、俳優としてのみならず、オリジナルファッションブランドmonteeのデザインを手がけている。

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撮影の前半はジム仲間との楽しいシーン、後半は四海家のシーンでしたが、本当に同じ映画なのかと思うほど…それだけ四海の心に大きな傷があるんだろうな。
家族のシーンは、横尾監督と妻役の遠藤久美子さんと話し、感じたまま撮影していきました。
家族と向き合う四海を見守って下さい。
観終わった後、大切な人に会いたくなる作品です。

四海由佳 役遠藤 久美子

1978年生まれ、東京都出身。
1995年芸能界デビュー。同年、マクドナルドのCM・証明写真編で一躍知名度を上げる。以降バラエティ番組で人気を得て、ＣＭ、テレビドラマ、バラエティを中心に精力的に活動。1998年に歌手デビュー。
現在は映画、テレビドラマ、舞台を中心に女優として活動。
主な代表作は、映画2017年『ゆらり』、2019年『武蔵-むさし-』、『こはく』、テレビ朝日系ドラマ「警視庁捜査一課９係」、日本テレビ系「二月の勝者－絶対合格の教室－」、フジテレビ系「競争の番人」などがある。

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ゴンママの存在感と、歯科医である四海さんとか、ネーミング含め、ユニークな遊び心があったので、最初はコメディかなと思ったら、原作を読んで嗚咽しました。四海由佳を演じるにあたっては、胸が締め付けられ苦しかったです。何度涙腺が崩壊したことか。森沢さんが描く人物はとても繊細でリアルで愛に溢れているので、心動かされました。いつか、四海夫婦でゴンママの店に行き、肩を並べ、カクテルを飲める日が来ると良いなと思いました。

カオリ 役田村 芽実

1998年生まれ、群馬県出身。
2011年、ハロー！プロジェクト、スマイレージ（14年、アンジュルムに改名）としてデビュー。高い歌唱力と表現力で、グループの中核を担うメンバーとして活動。2016年、同グループを卒業。2018年にはソロアーティストとしてメジャーデビュー。女優・ソロシンガーとして精力的に活動している。主な出演作に、NHK特集ドラマ「アイドル」、舞台『薔薇と海賊』、ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』Season2、『IN THE HEIGHTS』、『ジェイミー』、『GREASE』、音楽劇『クラウディア』　Produced by 地球ゴージャス、『ヘアスプレー』など。読売新聞夕刊popstyleにてコラム「ひめごと」連載中。

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本格的な映画への参加が初めてだったことや、普段お酒を作ることなんてない私がバーテンダーの役であることに、最初はとても緊張し、戸惑いました。しかし、現場には常に、小説を読んだ時に感じた柔らかくあったかい空気が流れていました。「いま、誰にも言わないけれど幸せだな」って思う瞬間が何度もありました。私自身も、孤独を感じる瞬間はありますが、きっとおんなじような孤独を抱えている人がいると信じて、この作品や、主題歌のように、心を抱きしめあって生きていきたいです。

ミレイ（井上美鈴）役峯岸 みなみ

1992年生まれ、東京都出身。
2005年にAKB48の活動を開始し、”最後の1期生”として2021年5月に卒業。「ドキュメンタル番外編 女子メンタルfromまっちゃんねる」優勝、Netflix「トークサバイバー」出演が話題に。指原莉乃プロデュースのアイドルグループ=LOVEの楽曲「しゅきぴ」「ウィークエンドシトロン」ではMV監督、雑誌「S Cawaii! AKB48スペシャル」では編集長を務めた。
映画『終わりが始まり』ではW主演、カルト的人気を誇るロックミュージカル『ロッキー・ホラー・ショー』(パルコ・プロデュース)ではコロンビアを好演するなど、俳優としても活躍の場を広げている。

シュン（国見俊介） 役遠藤 健慎

2000年生まれ、静岡県出身。
2017年フジテレビ系ドラマ「明日の約束」で初レギュラー。その後、TBS系「チア☆ダン」、Hulu「悪魔とラブソング」、フジテレビ系「さくらの親子丼」、日本テレビ系「カラフラブル～ジェンダーレス男子に愛されています。～」、NHK大河ドラマ「青天を衝け」など数多くのドラマに出演。映画においては2011年『スノーフレーク』でスクリーンデビュー、2016年、第1回ジュブナイル脚本大賞作品『がらくた』で初主演。以降『ミスミソウ』、『グッバイエレジー』、『望み』等に出演。2022年は『恋い焦がれ歌え』が公開。2023年は横尾監督との映画『縄文人がやってくる』（仮）が公開予定。

ケラ（本田宗一）役大橋 彰

1974年生まれ、埼玉県出身。
2017年、ひとり芸日本一を決定する『R-1ぐらんぷり2017』で優勝を果たす。その後お笑い芸人として活躍する傍ら、横尾初喜監督作品映画『ゆらり』で俳優デビュー、2019年『こはく』で準主役を務める。2020年には『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』、『劇場版 仮面ライダーゼロワンREAL×TIME』などの映画に出演し、2021年『達人THE MASTER』で映画初主演。映画だけでなくドラマにも多く出演し活躍の幅を広げており、主な出演作にフジテレビ系「恋なんて、本気でやってどうするの?」、日本テレビ系「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」、テレビ東京系「神様のカルテ」などがある。

シャチョー（末次庄三郎）役田中 要次

1963年生まれ、長野県出身。
2001年フジテレビドラマ「HERO」のバーテンダー役で注目される。以降、映画、ドラマと幅広く活躍。近年の主な映画出演作は、2020年『実りゆく』、2021年『あなたの番です　劇場版』、2022年『太陽とボレロ』、『破戒』、『ハウ』など。最近のドラマ出演作は、関西テレビ「アバランチ」、テレビ東京「量産型リコ‐プラモ女子の人生組み立て記‐」など。
10月8、9日に、神奈川県民ホール開館50周年記念公演「浜辺のアインシュタイン」に出演。